よく母親が『今日はコープだから』と言っていたのを覚えてます。

コープが来るとたくさんの袋から魔法のように冷凍食品や野菜、お菓子やジュースが出てきて、子供ながらにワクワクしたのを思い出します。

今思えば自分は人並みに良い暮らしのできていた恵まれた環境に育ったのかなと感じてます。

さて自分が大人になって結婚も出来たのですが  思いの外『貧乏家庭』で 日々の食費もやりくりしている最中  どこから嗅ぎ付けたのか コープの営業マンがやってきました！

 

ハナからコープ生協なんてものは親のやるものだと先入観があって、子供もいない自分は最初から断るつもりで営業マンの話を聞いてました。

 

経済的にも厳しいし、、、

と『試供品の味噌スープです！』『ドレッシングも試してみてください！』

 

さすが営業のプロ、、、

 

負けまいと意思を固くその日は貰うだけ貰ってお断りをしたのですが、よくよく夫婦でレシート並べて検証。

 

重い荷物で坂の上にある我がアパートへ毎日運ぶ労力や、近くのスーパーでは無いものや、鮮度の差、カタログでゆっくり選べること、コープ生協のものである安心感、等々。

 お金の計算も事前にできて、どうせいつも買うものは買うんだから 結果的にコープのほうが利点が多いのではと言う結論に至りました。

 

まさか自分がコープに入るとは。

急に母親の口癖が甦り 人生が１つ進んだんだなとまで感じてしまう瞬間でした【笑】。

 

 

そして結論から言うとドンピシャよかった！

生協の宅配システムが多く根付いている理由も納得。

＊基本的にはカタログの中から欲しいものの番号をと数量をマークシートに記入して定期配達に来る担当の方に渡すだけです。

留守の時は専用の袋の入れて玄関先に掛けておけば大丈夫です。

忘れた時は翌日まで電話注文ができます。

 

さて、

欠点から言うと 注文から１週間後に届くので、その間 メモでもしておかないと 重複したものをスーパーで買ってしまったり、忘れてしまったりすること。

 

あとは後払いの口座振替なのでカタログ見てて気が大きくなって買いすぎてしまうことも。

 

いずれもコープのせいではないですが、、、

 

その他は結果的にすごく良い！

品質や味にハズレがほとんどないし(たまにトマトが少し早いとか好みはありますが)、玄関前まで届けてくれるので本当に楽なのと、金額を気にしながら注文するのでトータルして節約に繋がってます。

 

留守の時は発泡スチロールで冷凍食品も冷蔵食品も 置いていってくれるので基本的にはもらい損なうことはありませんし、午後の配達で夜まで十分に冷えてます。ただ刺身など生物は置いていけないそうです。

 

配達員の方も気さくに話しかけてくれますし ３年やってトラブルはありません。

 

【我が家はコープデリ。】

カタログにはその都度お買い得品があったり 特集もの生活雑貨 ファッション、コンサートチケット から保険まで あらゆるものがあって、宅配システムの幅の広さを感じます。

 

【※関東圏にはコープパルシステムというものがあって、こちらは産直品にこだわりより生鮮に特化したシステムだそうです。シェアとしてはデリに対して少数派。】

 

コープは親のやるもので自分では無理かなと思ってたコープ生活ですが、意外と無理なく本当に納得できるものでした。

 

頼みたくないときは注文しなければ大丈夫です。ただ何週も注文がないとさすがに連絡が来るそうです。

毎週注文するものは注文書に固定しておける『忘れず注文』たるシステムもありますよ。

 

自分は入らないだろうと先入観を持ってましたが、コープをやってみただけで何だか少し人生成長できたような感覚で裕福ではないですが生活が発展できて自信にも繋がったと思います。

 

初期費用は入会時に預ける500～1000円のみ。懐かしさをも覚えるコープ生活チャレンジしてみては。

 

親の口癖をまさか自分が受け継ぐとは、血は争えません。